2011年8月14日日曜日

150年の歴史をもつ川口簗場~中越地震 震度7からの再生




明治神宮で「海森彩生写真展」開催中
ゲスト写真家は渡辺昌和先生

渡辺昌和氏、通称「かわむつ先生」は、高校教師の傍ら、
全国の川という川を知り尽くし、めだかの博士でもあります。

7年前の中越地震の際、被害を受けた150年の歴史を持つ、
簗場の再生を捉え続けた写真が展示されています。

簗場(やなば)とは何ぞや?ってところから、私は始まったのですが、
川の中に足場を組み、木や竹ですのこ状の台を作った梁(やな)という
構造物を設置し、上流から泳いできた魚が足場に上がってくる漁法で、
そこでとれた魚を料理して食べさせてくれるとこらしいです。

7年前は、簗場に泥や砂があがりこみ、しばらくは、鮎が全然来なかった
らしいですが、ようやく、以前の川の美しさに戻って、鮎が大漁に
とれたそうです。

そこにあがってきた大なまずや、うぐいなども活き活きと切り撮られて
かわむつ先生の優しい人柄が、そのままうつりこんでいるようです。

16日まで、かわむつ先生も来場する予定です。
いろんなお話しも聞けるチャンスです。
私もかわむつ先生の豊富なお話聞けて、楽しい毎日です。


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