2011年6月14日火曜日

16日から名嘉睦稔「さやぐ向日葵展」開催にあたり




ボクネンさんの描く向日葵は、とっても大好き。
そして、ソフィアローレンとマルチェロマストロヤンニの
映画「ひまわり」も。

ボクネンさんは向日葵の咲く頃、青い空を見てると、
映画「ひまわり」に出てくる向日葵畑を思い浮かべるそう。

その話をTINGARAの二人が改めて話してて、とても切なくなった。
現在、日本の原発によって、被災地となった場所に向日葵の種を植えて
向日葵畑にしようという運動がやっているらしい。

※ひまわりには、汚染された土壌をきれいに再生する力を持っているそうなのだ。


ボクネンさんは、悲哀の側に、または裏に、希望や光を感じるそう。

その世界が、ボクネンさんの向日葵にギューッと詰めこめられて
作品を見ているだけで、泣いてしまいそうなのだ。

光と影は常に隣り合わせに存在しているからこそ、成り立つのだと
随分前にボクネンさんに教えてもらった。

私が東京に出て来て25年。故郷長崎で過ごした年数を既に越してしまった。
長崎の田舎、雲仙のふもとで育った私には、生の美術品を見るということは
なくて、いつも画集でしか触れ合う事が出来なかった。

それが、東京に出て、結婚して、だんなさんのご縁で、名嘉睦稔の作品と
出会い、ボクネンさんの作品を扱うギャラリーで仕事させてもらえるなんて、
奇跡だ!

これは、本当にすごい瞬間を過ごさせてもらっているとしか思えない。

少女時代、モディリアーニやシャガール、ピカソの画集を見て感動していた
だけの田舎娘が、それらの人を超えるかのような作家の作品を扱い、作家と
出会い、お客様と感動を共有するなんて、やっぱり奇跡なのだと実感してしまう。

明日は、16日の展覧会に向けて、展示替えする。今からワクワクして、
眠れないかもしれない。

久しぶりに大作の向日葵作品を解禁して、向き合えるから。
いろんなサイズと表情の向日葵に囲まれ、私は幸せ者となる。

あー、明日の展示替えが待ち遠しいな。
初日はあさってだけどね。この先取りが、スタッフの役得なのだ。



+さやぐ向日葵展
http://islandgallery.jp/3899


+TINGARAの二人が熱く語って下さってます
http://tingara.com/1809

+TINGARAはニューアルバム出してコンサートもやるよ
http://islandgallery.jp/3950

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